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INPUT · スライド

少しずつめくって読む

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`cat` でも `head` でも足りないとき

cat は全部流れてしまう。head は最初しか見せてくれない。

じゃあ「長いファイルを、上から下までゆっくり読みたい」ときはどうするか。

そのための道具が less だよ。1画面ぶんだけ出して、そこで待ってくれる

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less — 開いて、待つ

less にファイル名を渡すと、1画面ぶんが出てそこで止まるよ。

ここで大事なことがひとつ。less は他のコマンドと違って、打ったら終わりではないんだ。開いたまま、あなたの次のキーを待っている。

いちばん下に出ているファイル名が「いま less の中にいる」という印だよ。

~ $ less nagai.txtぎょう01ぎょう02(…画面のぶんだけ)nagai.txt

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抜けるのは `q`

まずこれを覚えてね。抜けるのは q だよ。

quit(やめる)の頭文字。Enter は要らない。q を1回押すだけで、元のプロンプトに戻る。

他の道具でも「読むだけのもの」は q で抜けられることが多い。mantop もそうだよ。読むものは q と覚えておくと迷わないよ。

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めくる・戻る

less の中では、いくつかのキーで動けるよ。

  • スペース … 次の1画面へ
  • b … 前の1画面へ(back
  • j / k … 1行だけ下 / 上
  • G(大文字) … いちばん最後へ
  • g(小文字) … いちばん最初へ

jk で上下、というのはこのあと出てくる vi と同じだよ。読むものと書くもので、キーがそろえてあるんだ。

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`/` で探す

less の中で / を押すと、いちばん下に入力欄が出る。そこに探したい文字を打って Enter を押すと、その文字がある行まで飛ぶよ。

長いログの中から「error」を探す、というのがいちばんよく使う形だよ。

見つけたあとは n で次の見つかった場所へ進める。

/ぎょう28ぎょう28ぎょう29(…そこから下が出る)

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流れてきたものも読める

less はファイルだけじゃなくて、流れてきたものも読めるよ。

|(パイプ)で渡せば、他のコマンドが出したものを1画面ずつめくって読める。長い一覧が流れてしまうときの定番だよ。

ls -l /bin | less のように使うと、たくさんのファイルの一覧をゆっくり眺められる。

~ $ seq 1 100 | less

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`more` という兄がいる

less によく似た more というコマンドもあるよ。こちらが先にできた道具で、lessその改良版なんだ。

more は前に戻れない(下へ進むだけ)。less は戻れる。だから「lessmore より多いことができる」という言葉遊びの名前になっているんだ。

いまはどちらも入っているので、less を使えば大丈夫だよ。

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さあ、打ってみよう

ここからは less を実際に開いてみるよ。

打ったあと、キーを1つずつ押す問題になる。⏎ 実行 を押さずに、そのままキーを送る場面があるので、問題文をよく読んでね。

迷ったら q。それで必ずプロンプトに戻れるよ。