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`ls` は名前しか教えてくれない
前の章で ls は使えるようになったね。でも ls が見せてくれるのは名前だけだよ。
memo.txt という名前は分かっても、そこに何が書いてあるかは分からない。中を見るには別の道具が要る。
この章では開かずに中を確かめる道具を覚えるよ。最初の1つが cat だよ。
~ $ lsaisatsu.txt memo.txt namae.txt recipe中身を見る
INPUT · スライド
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前の章で ls は使えるようになったね。でも ls が見せてくれるのは名前だけだよ。
memo.txt という名前は分かっても、そこに何が書いてあるかは分からない。中を見るには別の道具が要る。
この章では開かずに中を確かめる道具を覚えるよ。最初の1つが cat だよ。
~ $ lsaisatsu.txt memo.txt namae.txt recipe02 / 08
cat のうしろにファイル名を書くと、中身をそのまま画面に出すよ。
開いて、読んで、閉じる——という3つの手が、1行で終わる。編集はできないけれど、確かめるだけならこれがいちばん速いよ。
~ $ cat aisatsu.txtおはよう03 / 08
cat は猫ではなくて、concatenate(つなぐ)の略だよ。
もともとは「複数のファイルをつないで1つにする」ための道具で、中身を出すのはそのついでだったんだ。ファイルを1つしか書かなければ、つなぐものが無いのでそのまま出てくる、というだけ。
だから2つ書けば、続けて出てくるよ。
~ $ cat aisatsu.txt namae.txtおはようさとうすずきたかはし04 / 08
-n を付けると、行の頭に番号が付く。number(番号)の頭文字だよ。
「エラーが 12 行目で出た」と言われたときに、その行を数えるのに使える。
オプションは前の章の ls -l ls -a と同じ形。コマンドのうしろに - と1文字、という書き方はこれからずっと出てくるよ。
~ $ cat -n namae.txt 1 さとう 2 すずき 3 たかはし05 / 08
cat には弱点がひとつあるよ。
中身が何万行あっても、全部出そうとする。途中で止まってはくれない。だからログのような大きなファイルに使うと、画面が滝のように流れて、最後の数行しか残らないんだ。
そのために head(頭だけ)と less(少しずつめくる)がある。この章のあとのレッスンで扱うよ。
cat は短いファイル専用、と覚えておこう。
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cat は画面に出すだけじゃなくて、新しいファイルを作るのにも使えるよ。
> は「出すぐちをファイルに向ける」という記号。cat a.txt b.txt > c.txt と書くと、つないだ結果が画面ではなく c.txt に入る。
この > は「つなぐ」の章でくわしくやるので、いまはそういう記号があるとだけ知っておいて大丈夫だよ。
~ $ cat aisatsu.txt namae.txt > zenbu.txt~ $ cat zenbu.txtおはようさとうすずきたかはし07 / 08
ありもしないファイルを cat すると、こう出るよ。
これは前の章で cd を打ちまちがえたときと同じメッセージだね。No such file or directory(そんなファイルも入れ物も無い)。
Linux のエラーは種類が少なくて、同じものが何度も出てくる。だから1つ読めるようになると、他の場面でも読めるようになるよ。
~ $ cat nai.txtcat: nai.txt: No such file or directory08 / 08
ここからは端末に打つ番だよ。
答え合わせは画面に出た文字で見るので、cat ./memo.txt のように書いても正解。前の章と同じで、書き方をそろえる必要はないよ。