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コマンドラインってなに?
ふだんパソコンやスマホでファイルを扱うときは、フォルダの絵をタップして開くよね。同じことを、言葉で命令してやるのがコマンドラインだよ。
絵が無いぶん取っつきにくいけれど、代わりに手に入るものがある。やったことが文字として残り、そのまま人に渡せるし、まとめて自動でも動かせる。開発の現場で使い続けられているのはそのためだよ。
この画面の下に出ているのは、ブラウザの中で動いている本物の Linux。あなたが打った文字は、この端末の外には出ていかないよ。
場所とファイル
INPUT · スライド
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ふだんパソコンやスマホでファイルを扱うときは、フォルダの絵をタップして開くよね。同じことを、言葉で命令してやるのがコマンドラインだよ。
絵が無いぶん取っつきにくいけれど、代わりに手に入るものがある。やったことが文字として残り、そのまま人に渡せるし、まとめて自動でも動かせる。開発の現場で使い続けられているのはそのためだよ。
この画面の下に出ているのは、ブラウザの中で動いている本物の Linux。あなたが打った文字は、この端末の外には出ていかないよ。
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端末を開くと、こんな1行が出ている。
これをプロンプトと呼ぶ。左の ~ がいまいる場所、$ が「どうぞ打ってください」の合図だよ。
何も出ていないように見えて、実はここに一番大事な情報が書いてある。迷ったらまずプロンプトを見る、が基本だよ。
~ $03 / 09
プロンプトの ~ だけでは分かりにくいときは、pwd と打ってみよう。いまいる場所を、省略なしの形で教えてくれるよ。
print working directory(いま作業している場所を表示する)の頭文字だよ。
~ $ pwd実行結果
/home/manabiya
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/home/manabiya のような場所のことを、Linux ではディレクトリと呼ぶ。ふだん「フォルダ」と呼んでいるものと同じものだよ。
/ で区切って、左から順に「大きい入れ物 → 小さい入れ物」と読む。/home/manabiya なら、home という入れ物の中の manabiya という入れ物、という意味。
いちばん左の / はぜんぶの入り口。ここより上は無いよ。
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ls と打つと、いまいる場所に何があるかを並べてくれる。list(一覧)の略だよ。
コマンドのうしろに空白を空けて言葉を足すと、動きを変えられる。ls -l と打つと、1行に1つずつ、詳しい情報つきで出るよ。この -l のような足しものをオプションと呼ぶ。
~ $ lsmemo.txt nikki shashin06 / 09
入れ物の中に移るには cd を使う。change directory(場所を変える)の略だよ。
入れたかどうかは、プロンプトの左が変わるので見れば分かる。cd は何も表示しないけれど、それは失敗ではなく「うまくいったときは黙っている」というだけ。
Linux のコマンドは、成功すると何も言わないものが多い。これは覚えておくと安心だよ。
~ $ cd nikki~/nikki $07 / 09
入った場所から出るには cd .. と打つ。.. は一つ上の入れ物を指す決まった書き方だよ。
どこまで潜っても、cd とだけ打てば一発でホームに戻れる。迷子になったら cd。これがこの章でいちばん役に立つ知識かもしれないよ。
~/nikki $ cd ..~ $08 / 09
場所の書き方は2つある。
nikki や ../shashin のように、/ で始まらない/ から書いた省略なしの書き方。/home/manabiya/nikki のように、どこにいても同じ場所を指す短く打ちたいときは相対パス、確実に指したいときは絶対パス。使い分けはそれだけだよ。
~/shashin $ cd /home/manabiya/nikki~/nikki $09 / 09
ここからは端末に直接打つ番だよ。
打ちにくい記号は、キーボードの上に出るバーからタップで入れられる。よく使うコマンドも下のボタンから差しこめるので、全部を指で打たなくて大丈夫。
答え合わせはやったことの結果を見るよ。cd nikki でも cd ./nikki でも、着いていれば正解。書き方をそろえる必要はないよ。