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1人のときは要らなかったもの
ここまで自分でコードを書いてきて、設計書を作った覚えはないはずだ。何を作るかは頭の中にあったし、途中で気が変わったらその場で直せた。それで足りていたんだよ。
ところが人が増えると、とたんに足りなくなる。「どこまで決まっているのか」「誰がどこを作るのか」「これは仕様なのか、それともバグなのか」。頭の中にあるままでは、隣の人には見えないからね。
この章に出てくる言葉は、ぜんぶその困りごとに付いた名前だよ。段取りの名前、決め事を書き残す場所の名前、部品の分け方の良し悪しを言うための言葉。求人票でよく見かける「アジャイル」「スクラム」もここに出てくる。