文法のきほん

INPUT · スライド

なぜ変数を使うのか

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同じ値を何度も書くと困る

税率を3か所で使うプログラムを、値を直書きして書いたとする。

```
print(100 * 1.1)
print(200 * 1.1)
print(300 * 1.1)
```

動くけれど、税率が変わったら3か所すべてを直すことになる。1か所でも直し忘れたら、そこだけ古い税率のまま計算されてしまうよ。

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名前をつければ1か所で済む

同じことを変数でやるとこうなる。直す場所は1行だけだよ。

直し忘れが起きようがない、という点が大事。人は必ずミスをするから、ミスできない形にしておくんだ。

zeiritsu = 1.1print(100 * zeiritsu)print(200 * zeiritsu)

実行結果

110.00000000000001
220.00000000000003

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名前そのものが説明になる

変数のもうひとつの役目は説明だよ。

print(1000 - 430) を見ても何の計算か分からないけれど、下のように書けば読むだけで分かる。コメントを書かなくても伝わるのがいちばんいい状態だよ。

harai = 1000nedan = 430print(harai - nedan)

実行結果

570

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途中の結果に名前をつける

長い式は、途中で区切って名前をつけると読みやすくなる。

```
print((150 * 3 + 220 * 2) * 1.1)
```

これを下のように分けると、どこで何を計算しているかが見えるようになるよ。

pan_kei = 150 * 3gyunyu_kei = 220 * 2print(pan_kei + gyunyu_kei)

実行結果

890

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変数から変数を作れる

変数の中身を使って、別の変数を作ることもできる。

右側が先に計算されて、その結果が左の名前に入る。計算の流れを上から順に並べられるようになるよ。

tanka = 200kosuu = 3goukei = tanka * kosuuprint(goukei)

実行結果

600

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使いすぎにも注意

とはいえ、なんでも変数にすればいいわけでもない。1回しか使わない値に無理に名前をつけると、かえって読みにくくなることもあるよ。

目安はこの2つ。

  • 2回以上出てくる値には名前をつける
  • 意味が分かりにくい値には名前をつける

迷ったらつけておこう。名前が多すぎて困ることより、名前が無くて分からないことのほうが多いからね。