CHAPTER 1 · 2 LESSONS · 26 問
場所とファイル
いまどこにいるのかを知り、入れ物とファイルを自分の手で作れるようになる。
コマンドラインを怖いと感じる理由は、たいてい画面に何も出ていないからだよ。アイコンも、フォルダの絵も、「もどる」ボタンも無い。あるのは短い1行だけ。
でも実は、そこに全部書いてある。~ $ の ~ がいまいる場所で、$ が「どうぞ打ってください」の合図。この2文字を読めるようになるだけで、画面の見え方が変わるよ。
この章でやることは2つ。場所を知って動くことと、入れ物とファイルを自分で作ること。
前半は pwd(いまどこ?)、ls(何がある?)、cd(そこへ移る)の3つ。たった3つだけれど、ファイルを扱う操作はすべてこの上に乗っている。「ファイルが見つからない」というエラーの9割は、思っている場所と実際にいる場所が違うだけだよ。
後半は mkdir(入れ物を作る)、touch(からのファイルを作る)、cp(複製する)、mv(動かす・名前を変える)、rm(消す)。ここで画面上のドラッグ&ドロップでやっていたことが、全部言葉になる。
覚えておいてほしいことがひとつ。rm で消したものは、ごみ箱に入らない。取り消せない。だからこの教材では、消す練習を安全な場所でやる。ここで手癖をつけておけば、本物のパソコンで青くならずに済むよ。
打つ場所は、ブラウザの中で動いている本物の Linux。エラーが出たら、そのままの英語で出る。やさしく言いかえたりしていないのは、卒業したあとに目にするのがこの形だからだよ。読み方は問題の中で少しずつ覚えていこう。
なお、このコースは書いている途中で、レッスンは上から順に増えていく。
この章のレッスン
作る、動かす、消す